副業は人生を豊かにする

白沪与荐です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

あなたは豊かさと聞いたらどのようなイメージを持ちますか?

「豊かさとは何か」というテーマは人類にとっての永遠のテーマで、人生をかけて見つけていくものではないでしょうか。

ある人にとってはお金をたくさん持っている事、またある人は自由に生きている事といった様に、人それぞれの答えを持っているものです。
ですので、ここでは代表的な回答である、経済的な豊かさ・時間的な豊かさに絞って述べたいと思います。

経済的な豊かさ

確かにお金がたくさんあれば色々な選択肢や可能性を広げる事ができ豊かであると言えます。

だからといってお金がないから人生が豊かではないとも言い切れません。
ある研究結果によると、人は年収800万円あたりを境に幸福度は大きく変化しないといった結果もある様です。

時間的な豊かさ

経済的な豊かさがあったとしても、馬車馬のように働き、時間も精神も余裕もない状態だと豊かな人生とは言えません。

時間的にも精神的にも自由がゼロかマイナスであれば、豊かさもゼロかマイナスです。

この様な状況ですと、自分が何をしたいのかや豊かさとは何かについて考え、実行する事は不可能です。豊かな人生を送ることは夢のまた夢になります。

実は、これらの豊かさを手に入れる方法があります。

それは、副業です。

副業?
そう思いますよね。

経済的なのはわかるけど、それ以外についてはどういうことなのでしょうか?

なぜ副業は心を豊かにするのか

それでは、なぜ副業は人生を豊かにするのかについて、解説していきます。

その前に、なぜ私たちは豊かでないと感じているのでしょうか。
理由の一つとして、多くの人が不安を感じているからです。

昨今、世界を見渡せば、円安やインフレといった言葉が行き交い、国内を見渡せば、少子高齢化や年金・公的医療保険料の負担増加といった言葉で溢れています。

一方で、社会情勢に応じて給料が上がるかと言えば、多くの方はすぐには上がらないというのが現状ではないでしょうか。

この様な社会的状況は、社会情勢や社会的構造(少子高齢化等)等の外的要因である為、すぐには解消されず、不安も解消されないでしょう。

実際に、日本FP協会が「くらしとお金に関する意識調査2020データ」による「将来のお金に対する不安」という調査結果を公表しています。

その中で、特筆すべき点は、収入が減った世帯では、収入に対して「とても不安」、「不安」を感じる割合が85.4%に達します。

一方で、投資に対する「不安」は37.3%にとどまっております。
収入に対する不安がある一方、投資が不安を解消する手段の一つとなっている事が分かります。

特に近年では、新型コロナウィルスの感染拡大の影響もありテレワークの普及や柔軟な働き方を追及する企業が増えました。

また、働く側も実際にテレワーク、在宅勤務を経験する事で働き方に対する考えや、副業に対する認識が深まりました。

その中で副業という言葉も注目を集めるようになっております。

以下では改めて副業について紹介したいと思います。

  • 投資系(株式投資、不動産投資等)
  • スキル系(プログラミング、コーディング、アプリ開発等)
  • 販売系(フリマアプリ、せどり等)

これ以外にも多岐に渡る副業がありますし、新たな副業が生まれる可能性もあります。
何が一番いいというものはなく、人それぞれの適性により最適な副業は違います。
とはいえ、その判断基準として下記にメリット、デメリットを整理しましたので、そちらを確認しながら選択するのが良いでしょう。

副業のメリット

1.収入アップ

やはり一番大きなメリットは収入アップです。ただ副業では、本業の収入に月々数万円のプラスとしているのが実情の様です。例えば株式投資であれば、配当があります。
配当は普段は他の事をしていても権利を持っていれさえすれば期日に配当を受け取る事ができますので、普段は他の副業に取り組む事ができ非常に効率的です。
例え数万円だったとしても年間にすると数十万にのぼる事もありますので、大きな収入となります。同時に精神的にもゆとりが生まれるというメリットもあります。

2.スキルアップ

長い間会社に勤めていると、経験や知識は限定的なものとなりますが、副業を通じ外へ視野を広げる事で、スキルの向上や新しいスキル習得の機会が生まれます。
また、自分自身が成長した事を感じる事で精神的な豊かさが得られるという点も大きなメリットとなります。更には自分の市場価値を上げ新たなキャリアパスに繋がる可能性も広がります。

3.やりがり

本業でやりがいや達成感を十分に得られている方もいらっしゃいますが、現実はそうでない場合も多いです。
副業であれば他人からの影響を受けず自らやりたい事を選択し、自己実現や満足感を第一に求める事が可能となります。本業をベースとした上で、新しい挑戦が可能です。

4.キャリアアップ

副業の経験は全て自分の財産になりますし、本業でも活かす事ができます
本業に副業で得たスキルを応用する事で、本業での成果につながり、キャリアアップに繋げる事も夢ではありません。
転職のリスクを負うことなく、別のキャリアを習得できます。

5.リスクヘッジ

世の中では全く予想していなかった事態が起こる事もあります。
つい3年程前までは新型コロナウイルスの存在すら無かったにも関わらず、世の中は大きく変わってしまいました。
それにより多くの企業が業績悪化や倒産に至ってしまいました。
そういった事態に備えて、本業以外の収入を確保しておく事も必要です。収入源が複数あれば、いざといった時にも不安を軽減できるかもしれません。

副業のデメリット

メリットばかりお伝えしてきましたが、やはりデメリットも当然あります。
過労による体調不良、本業がおろそかになる、会社とのトラブル、損失の可能性です。

1.過労による体調不良

当然、本業以外の時間で取り組む為、従来より身体的負担は増加します。
必然的に休息の時間が減り、体力回復や気分転換できないといった事があります。
真剣に取り組むのもいいですが、オーバーワークにならない様に体調管理も意識してください。

2.本業がおろそかになる

副業に集中しすぎると疲労が溜まり、本業へ支障をきたしてしまいます。
睡眠による体力の回復と、気持ちの切り替えも重要になってきます。
本業の業務時間中に副業をしていなかったとしても、仕事を並行して進めていると、副業の事が気になったり、頭から離れなっくなったりと、集中力を保てず本業へ支障をきたします。

3.会社とのトラブル

副業に対してまだ認めない企業が数多く存在しているのが現状で、禁止にしている場合もございます。
その為、禁止されているにも関わらず、副業をしている事が発覚した場合には何らかのトラブルは避けられません。
社内規定等取り決め事項はしっかりと確認の上、取り組んで下さい。
個人におけるリスク管理は副業で最も重要な事です。

4.損失

特に株やFXなどの資産運用系の副業は利益が保障されていません
むしろ、損失が出ることについても覚悟する必要があります。
また、不動産投資は初期費用やメンテナンス費用がかかったり、労力がかかったりしますのでデメリットを十分理解した上で、取り組んでください。
副業で負債を抱えてしまっては意味がありません。

まとめ

これまで様々述べて参りましたが、人生を豊かにしたいと考えるのは誰もが考える事であります。

また、何が豊かさなのかは人それぞれ異なるものであり強制されるものではありません。
私は豊かさを見つける方法の一つとして副業があると考えております。

幸い現代社会はテクノロジーが発展し、いつどこでもインターネットが繋がれば手軽に副業を始められる環境が整備されております。

人生が大きく変わるきっかけがそこにはあると信じ、副業を考えるのもいいのではないでしょうか。