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白澤伊幸です。
様々な成功者から、成功するための秘訣を学びたいと考えている人は多いと思います。
- 成功を勝ち取った人たちは、どのようなことを実践していたのだろうか
- どのような原則を取り入れたら自分も成功できるのか
いわゆる成功の原理原則というものがあります。
成功の原理原則を提唱している人は多数存在しますが、多くの成功者が影響を受けているのが「ジェームス・スキナー」の思想です。
私自身も、ジェームス・スキナーから大きな影響を受けている一人。
ジェームス・スキナーのさまざまな教えをビジネスに取り入れ、実践してきたことで、私は成功への道のりを確実に歩むことができました。
私から学んでいる方にもジェームス・スキナーをおすすめすることは多いです。
彼はどのような人物なのか。そして、どのような成功法則を提唱しているのか。
今回は、ジェームス・スキナーから学べる成功法則について詳しくみていきましょう。
成功者が影響を受けているジェームス・スキナーとは?
※写真は公式サイトからの引用
ジェームス・スキナーは、経営コンサルタント、セミナー講師や作家など、様々な方面で活躍している事業家です。
多くの人に影響をあたえてきたジェームス・スキナーの経歴や実績をみていきましょう。
経歴
アメリカ合衆国で生まれたジェームス・スキナーが日本に来日したのは19歳のとき。
早稲田大学で国際ビジネス論を学んでいます。
その後、優秀だったジェームス・スキナーは、最年少アメリカ合衆国外交官に抜擢され活躍します。
また、NECや社会経済生産性本部で働き、財務広報ライターなどを歴任し、40社もの企業を立ち上げた起業家としても活躍してきました。
現在は、日本やシンガポールを拠点とし、セミナーや経営指導を中心に世界各国で社会に貢献する活動を続けています。
実績
ジェームス・スキナーの様々な実績の中でも特に多くの人に知られているのが、アメリカ最大級の研修会社フランクリン・コヴィー社の日本支社長を務めた時のことだと思います。
スティーブン・R・コヴィー氏の著書で、ビジネス書として現在では広く知られている『7つの習慣』を日本に広めたのです。
累計発行部数が世界4,000万部、日本国内では240万部を突破する大ベストセラーとなったこの本は、多くのビジネスマンに影響を与えました。
本のサブタイトルとして「個人、家庭、会社、人生のすべてー成功には原則があった!」と表記された『7つの習慣』は、
まさにジェームス・スキナーの提唱する成功の原理原則の元になった著書であるとも言えるでしょう。
現在では、多くの企業で『7つの習慣』が研修にも取り入れられており、ビジネスシーンにおいて欠かせない知識として広く認識されるようになりました。
著書
ベストセラー作家としても知られるジェームス・スキナーの著書は累計発行部数230万部以上で、多くのビジネスパーソンに成功のノウハウを伝える著書をいくつも執筆してきました。
中でも特に有名な著書をいくつかご紹介します。
愛の億万長者
『愛の億万長者』は、ビジネスや自己啓発書の執筆が多いジェームス・スキナーが、自身の人生観や具体例を交えて男女の恋愛について綴っています。
人生を豊かにするためにはビジネスでの成功だけでなく、「愛」が大切であることが語られています。
「本当の愛とは何なのか」
「男女関係の目的や上手くいくための秘訣は何なのか」
ジェームス・スキナーの定義する「愛の億万長者」とは、つまり愛に満ち溢れた人間のことです。
まず自分自身を愛することができて初めて他人に愛を与えることができ、その結果として人から愛されて幸せな人生を歩むことができると説いているのです。
「愛は求めるものではなく、与え続けるものである」というジェームス・スキナーのメッセージとともに、男女の恋愛を成功させるためのテクニックにとどまらず、人間関係やコミュニケーションに活かせる多くの知識も紹介されています。
ジェームス・スキナーの語る男女の機微について理解し、実践することで、ビジネスでの成功だけでなく真に豊かな人生を手に入れることができるようになるでしょう。
史上最強のCEO
初版100万部のヒットを記録した本作では、今後リーダーとして活躍したい人に必要なマインドを示しながら、大きな成功へと導いてくれるさまざまな指針が書かれています。
妥協なく、自分を最強の理想に近づけていかないと成功はありえないと言及しているジェームス・スキナーは、本作の中で「現代企業を激変させる4つの原則」として以下の4つを提示しています。
- ①リーダーシップ(信頼を作る)
- ②イノベーション(顧客を満足させる)
- ③利便性(慢性的黒字を確立させる)
- ④目的((世界を変える)
どれも事業を拡大させるためには必須の項目としてその重要性を説き、周囲を巻き込んでサイクルを回していくための秘訣をわかりやすく紹介しているのです。
普通ではなく最も優れた最強の経営者になり全世界のニーズを満たしていくために、今の自分に足りない気づきを与えてくれたり、世界を変えるリーダーになる意義を発見できたりするでしょう。
ビジネスオーナーのみならず、ビジネスに携わる人であれば必ず読んでおきたい必読の著書としておすすめしたい1冊です。
成功の9ステップ
自己啓発の名著として知られ、ジェームス・スキナーの代表作とも言われている本作は、全てのビジネスマンのバイブルともいえる充実した内容です。
成功までの軌跡を具体的な9つのステップで解説していますので、内容についての詳細は次の項でみていきましょう。
ジェームス・スキナーが唱える「成功の9ステップ」
多くの成功者が実践している「成功の9ステップ」。
書籍だけではなくセミナーが開催されていたり、オーディオコースがあったりとその内容は様々な形で学ぶことができます。
ステップ全てを詳細に解説することは省略しますが、ここでは成功の9ステップを実践することで得られる変化、重要な3つのステージについて解説していきます。
期待できる変化
成功の9ステップを実践することで期待できる変化として、著書の中では以下の点が紹介されています。
- 決断力が高まる。
- 時間管理がうまくなり、充実感が得られる。
- さらに健康になり、バイタリティーを手に入れる。
- 自分のミッション(人生の目的)が明確になる。
- 感情のコントロールができるようになる。
- リーダーシップを発揮し、業績を高める。
- 行動力が著しく向上し、目標達成が加速される。
- コミュニケーションのスキルが上達し、人間関係の問題が解消される。
どれも成功するためには重要な変化です。
これからご紹介していく3つのステージを実践することで、変化を実感していくことができるでしょう。
1.四つの基礎
ジェームス・スキナーは、成功するためにはまず四つの基礎を土台とし、そのうえで成功のサイクルを回し、リーダーシップを発揮することが重要であると解説しています。
四つの基礎とは具体的に以下の通りです。
- ①心を決める(決断)
- ②成功者のパターンを学ぶ(学習)
- ③無限健康を手に入れる(健康)
- ④自分の感情をコントロールする(感情)
まずは自分の人生を変える決断をする。
そして、モデルとする成功者のパターンを学び、実践して、人にも教えることで本当に理解することができる。
また、体に良くない摂取物をやめて、呼吸や運動を意識的に行うことで心身が整う。
マイナスの言葉は一切口にせず、自分の理想とする姿を声に出してとなえるようにする。
この四つの基礎の実践によって、成功者としての土台が出来上がるのです。
2.成功のサイクル
ジェームス・スキナーの提唱する成功のサイクルは、以下の4つの要素で構成されています。
- ①望む結果を明確にする(目的)
- ②時間を管理する(計画)
- ③思い切った行動を取る(行動)
- ④アプローチを改善させる(改善)
ビジネスで広く知られているPDCAサイクルと似ていますが、まず最初に目的を明確にすることが大きな特徴です。
このシンプルなサイクルは多くの成功者達に実践されており、大きな成果に繋がっています。
成功のサイクルの実践で、あなたの夢や目標も実現に向けて動きだすでしょう。
3.リーダーシップ
成功は、自分一人の力では実現することはできません。
人間が一人でできることは時間的にも能力的にも限られているため、すぐに限界がきてしまうからです。
自分よりも優秀な人や多くの知識を持っている人に、自分の夢や目標に参加してもらうことができれば、成功への道のりはぐんと短くなります。
そこで必要なのがリーダーシップです。
人を惹きつけ、喜んで自分の夢や目標に参加してもらえるようなリーダーシップを身に着けることで、成功を手に入れ、いつまでも富を拡大していけるようになるのです。
まとめ
今回はジェームス・スキナーの成功法則の一部をみてきました。
若いころ貧しい生活をしていたジェームス・スキナーが成功を手に入れることができたように、成功者は皆、正しい成功法則の知識を取り入れ、素直に実践しています。
本気で夢を叶えたいと思っている人、達成したい目標がある人にとって、ジェームス・スキナーの教えは具体的な考え方や行動のヒントとなるでしょう。
あなたもぜひ、ジェームス・スキナーの成功法則を取り入れ、実践してみてください。