なぜネットビジネスは怪しいと思われるのか?本質を捉え有効活用を!

白沪与荐です。いつもご覧いただきありがとうございます。

人に仕事の内容を尋ねたときに「ネットビジネスです」という答えが返ってきたらどうでしょう。少なからず警戒心を持つ方もいるのではないでしょうか。

もちろん、自分が答える側に回ったとしても「ネットビジネスをしています!」と胸を張っては、言いにくい人もいるはず。

それは何故なのでしょう。

一番の理由は明確で、「騙されそうで怪しい」「怪しいと思われそうで言いたくない」という心理があるためです。
また、人の中にはマルチ商法のネットワークビジネスと混同している方もいらっしゃいますね。

「ネットショップ経営」や「オンラインサロンオーナー」「ブログライター」ならばさほど抵抗はないのに、「ネットビジネス」だとなぜ怪しいのでしょうか。

そこで、ネットビジネスが怪しいと言われる理由や詐欺に遭わないための注意点についてまとめました。

そもそもネットビジネスとは

ネットビジネスとは、スマホやパソコンを使い、インターネット上ですべての業務を完結することができるビジネスの総称ことです。

場所や時間に関係なく生活環境に合わせて自由なスタイルで続けやすいため、社会のデジタル化が進むにつれて、その種類は増える一方です。

企業や個人から仕事を請け負うパターン、資金を預けて運用を委託するパターン、そして起業するなどして自ら手がける場合の3つに大別できます。

スマホさえあればその日からでも簡単に始められるものも多くあり、その意味ではハードルが低いため副業にする人も少なくありません。

上記のことを理解していれば、ネットビジネスを怪しいものと捉えません。では、なぜ怪しく見えるのでしょうか。

ネットビジネスが怪しく見える理由

そんなネットビジネスがしばしば怪しく思われるのは、果たしてどのような理由からなのでしょうか。

4つに分けて具体的に説明します。

1.メリットを主張しすぎる

ネットビジネスの誘い文句には、いかにも得しそうな美辞麗句をこれでもかと並べ立てていることが多いです。

「月に30万円稼げる」
「週1日・30分で10万円儲かる」
「楽して儲ける方法をこっそり教えます」

と聞こえのよい文句ばかり。

加えて、成功した人の体験談を動画やテキストで見せるなどして、ターゲットをその気にさせていきます。デメリットや失敗例、どんなリスクがあるのか、といった話は皆無です。

冷静になって考えてみると、そんな都合のいい話があるはずありません。

ネットビジネスについての知識がある人からすれば、笑ってしまうくらい白々しく、怪しくて中身の薄い内容しか述べられていないといっても過言ではありません。

にもかかわらず、まことしやかに儲け話をもちかけてくるところに、怪しさがあるのです。

2.ビジネスモデルが不明瞭

白澤伊幸 ネットビジネスのビジネスモデル

ネットビジネスは、ビジネスモデルが不明瞭なケースも少なくありません。なぜそれで儲かるのか、よくわからないのです。

二言目には、「海外のセレブも御用達」とか「芸能人や一流モデルの中で話題」など、庶民からすると遠い世界の嘘か誠か確かめようもない世界を引き合いにして、架空話にリアル感をもたせながらアプローチをかけてきます。

現実には稼げる仕組みなど存在しないので、そこはあの手この手を使って隠すしかありません。

しかし、そのもっとも肝心な部分がプラックボックスになっているため、怪しさがぬぐえないのです。

3.実態が把握できない

白澤伊幸 疑問

ネットビジネスは、どこの誰が手掛けているのか、その正体がよく分からないケースも極めて多いです。

代表や担当者の苗字や住所くらいはうたわれていることもありますが、実際に調べるとそのような建物は存在しなかったり、あったとしても名義が別の人や企業だったりします。

連絡はすべてチャットかメールで、電話やオンラインによる顔見せは受け付けないといったケースも珍しくありません。

最近は、あえて顔写真をサイトやブログにアップして、あたかも実在するかのように見せかけて安心させる手法も増えていますが、直接会うことは、ほぼ不可能といってよいでしょう。

届きそうで届かない、見えそうで見えない、そんなギリギリのラインで本丸はベールに包まれているため、世間としては、どうしても怪しいと疑いたくなるわけです。

4.怪しい事件の前例が多い

とっておきの儲け方を伝授するという触れ込みで高額な情報商材を売りつけ、結局大した情報を得られずにまったくビジネスとして成果が出ないとか、SNSでいきなりDMが来てセミナーに誘われ参加すると、高額な契約費用が必要な投資話だったなど、ネットビジネス界隈では、怪しい事例が数限りなく存在します。

ネットが普及する前から似たような詐欺事件やそれに類似したいかがわしい事例は枚挙にいとまがありません。

それが現在はネットを隠れ蓑にできることもあって、余計にそれらの前例と印象が重なりやすいため、「ネットビジネスは怪しい」というレッテルが貼られる傾向が強くなっているのです。

ネットビジネスで詐欺に遭わないための注意点

では、実際にネットビジネスで詐欺に遭わないためにどの様な点に注意すればよいのか、具体的に解説しましょう。

楽に見えても初期投資と準備が必要

ネットビジネスの中には、れっきとしたビジネスモデルにより相当額の収益を獲得している例も数多く存在するため、決して怪しいものばかりではありません。

ただ、それらに共通していえることは、それなりのスキルや知識、それらを得るためのキャリアや下積み、勉強といったバックボーンの上に成り立っているということです。

例えば、フリーランスでソフトやアプリの開発を受注し、クライアントの意図通りのプロダクトを納めて高収益を得ているケースは少なくありません。

独自の知見やキャリアを活用して、YouTubeで配信したり、オンラインサロンを開催したりして多くの人気を獲得し、多額の報酬を稼いでいる例もあります。

結果や表面的な部分だけで見ると、楽して稼いでいるように見えるかもしれません。

しかしその裏では、他との差別化をはかるために大変な努力や苦労を重ねていたり、それなりのお金をかけて長期にわたる準備を経たりしたうえでそこに到っている場合が、ほとんどです。

そうでないものは、たとえ最初は羽振りがよさそうに見えても、やがて打ち上げ花火のように一瞬で消え去ってしまうことでしょう。

よって、楽に稼いでいるように見えるのは、「自分の勝手な思い込みと勘違いにすぎない」という思考回路を常にもっておくことが大切です。

楽して稼げるビジネスはないと知る

つまり「楽して稼げるビジネスは存在しない」ということ。

逆に、初期投資やさまざまな準備、また繰り返す失敗に何度も修正や改良を加えた末に強靭なビジネスモデルを確立し、ちょっとやそっとのことでは崩れない儲けの仕組みが構築できるというケースはあるでしょう。

ただ、その様な経緯で手に入れた貴重な金の卵を、そう易々と見ず知らずの他人に教えたり譲ったりするでしょうか。

もしそうだとしても、大半は親や身内からの贈与・相続、あるいは事業承継くらいのもので、赤の他人にはほぼあり得ない話です。

それ以外はまず嘘であり、他人を騙して大金をせしめるペテン師側のビジネスモデルにはめられようとしている、と気付くべきです。

「だれでも稼げる」「〇〇万円稼げる」はウソ?

「だれでも稼げる」というのは、あなたでなくても良いということを意味します。

無数にある歯車の1枚にすぎず、いつ辞められたところで相手は痛くも痒くもないのです。また、だれでも稼げるのに稼げなかったとしたら、「あなたが相当劣っている」「間違ったやり方をしている」「運が悪かった」などと言われるのが関の山でしょう。

「必ず〇〇円稼げる」という話も嘘です。その様なことは世の中にあり得ません。100万円の商品を売ればたしかに100万円が手に入るでしょう。

しかし、そもそもその商品が絶対に売れるとは、誰も保証できないのです。

デメリットやリスクの話が一切ないのは怪しい

世の中に「絶対」や「必ず」がないのと同じく、デメリットやリスクのないビジネスは存在しません。

信頼できる相手ほど、こちらの損失や行く末を心配してくれるので、デメリットやリスクについては丁寧に教えてくれるはずです。

聞こえの良い話ばかりに終始して、その逆の話を避けるというのは、それだけやましいことがある証拠、煙に巻くための詭弁と知って、十分に警戒してください。

まとめ

ネットビジネスには、あきらかに怪しいものがある反面、そうでない正当なものも数多く存在します。

そして、正当なものほど、自分が楽をしてばかりの内は、ロクに稼げないでしょう。

ネットビジネスに騙されることを恐れる前に、そもそもなぜそんなに楽をして稼ごうとしている自分がいるのか、をしっかりと見つめ直すことが先決ではないでしょうか。

正当なネットビジネスには、正当な努力や勉強、下準備が必要です。

なぜなら人の信頼を得なければお金は支払われず、その信頼は、そう簡単に手に入るものではないからです。

これはネットビジネスに限らず、すべての仕事に共通するといってよいでしょう。