人が飛びつく希少性や限定性をアピールして売上アップしよう

白澤伊幸です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

もしあなたがビジネスをしていれば、今日紹介するスキルを使えば、売上を上げることができるでしょう。

突然ですが問題です。
定価の10倍の値段でも多くの人が買い漁った商品を知っていますか?

白澤伊幸

正解は、
マスクです!

2020年にコロナウイルスが日本に上陸し、
マスクの値段は考えられないほど高騰しました。
外国製のペラペラのマスクでも1枚100円なんかで売れていたほどです。

では、なぜそんなことが起きたのでしょうか?

ずばり多くの人がマスクは希少性が高い。と感じたからです。
当時は毎日のようにメディアで「マスクが品薄です」といったニュースが流れていました。

さらに、当時ドラッグストアのマスク売り場では「お一人様1個まで」といった個数制限もされていました。この個数制限という限定性にも後押しされて、「今買わなくてはいけない」と思った方も多かったと思います。

白澤伊幸

この様に購入する人が希少性限定性を感じると、商品は飛ぶように売れていくのです。たとえ中身が同じ商品であってもです。

つまり、購入者は希少性限定性によってその商品には価値があると感じて、買わずには居られなくなるのです。

そして、あなたのビジネスにも希少性限定性を取り入れれば、売上アップが期待できます。

では、なぜ人は希少性限定性のあるものに価値を感じるのでしょうか?

希少性や限定性のあるものに価値を感じる理由は?

白澤伊幸

その理由は2つあります。

1つ目は、もう手に入らなくなるかもしれないといった損失回避の心理=プロスペクティブ理論によるものです。

人は、得した時の嬉しさよりも、損した時の悲しみを強く感じるという心理傾向があります。
例えば、3万円を貰った時より、3万円を失った時の方が、より大きく心が揺さぶられませんか?
先ほどのマスクの例で言えば、今買わないと手に入らなくなるかもしれない。と感じて購入に走ってしまうのです。

白澤伊幸

2つ目は、自由を脅かされると、自由になるようにしたくなる心理心理的リアクタンスによるものです。

こちらもマスクの例で説明しましょう。

「お一人様1個まで」といった制限がかかることによって、「今買わないといけない」といった心理になってしまうのです

このように、人は何かの制限を受けると、逆にそれをやりたくなるという心理の癖を持っています。「今を逃すと、もう手に入らないかも」と認識して、その結果購買行動に結びつくのです。これこそが心理的リアクタンスです。

これらの希少性限定性を使うことで、売り手はお客さんに買ってもらいやすい状況を作り出すことができます。

それでは次に、ビジネスをする上でお客さんに希少性限定性を感じさせる具体的な方法を紹介しましょう。

希少性限定性で買わせる具体例

白澤伊幸

  1. ◯日限定
    「この有益な情報を3日間限定で公開します」
    1日限定で半額セール中」
  2. 先着◯名様
    「商品お買い上げ先着100名様にノベルティをプレゼント」
    先着20名様にはチャーシュー2枚プレゼント」
  3. 販売終了まで、あと◯時間
    「販売終了まで、あと1時間13分28秒」(カウントダウン)
  4. 審査に通過した方限定
    「こちらのコースは、審査に通過した方限定でのご案内のためご了承下さい」
  5. 一度限りのご案内
    「特別料金でのご提供は、一度限りのご案内となりますので、ご了承下さい」

具体例を5つご紹介してきました。
普段、様々なセールスなどで見かけるものばかりだったのではないでしょうか。

この様な希少性限定性を取り入れると、あまりコストをかけずに、しかも売上アップの効果を期待できます。

ビジネスをされている方は、ぜひご活用ください。

今回のまとめ

今回は、人がつい飛びついてしまう希少性限定性について解説しました。

  • 人は希少で入手困難なものに価値を感じる
  • その理由は、プロスペクティブ理論と心理的リアクタンス
  • 希少性や限定性で買わせる5つの具体例

ビジネスに希少性や限定性を取り入れるのには、ほぼコストもかかりません。それでいて、お客さんへあなたの商品をより強くアピールできるのです。
そんなコスパのよい方法となりますんで、あなたのビジネスでも活用してみてください。

そんなお話をしました。

 

これからも、コピーライティングという「魅力的なスキル」についてご紹介していきます。

興味のある方は、ぜひ次の記事も読んでみてください。

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