権利収入と労働収入の違い。副業初心者が気をつけるべきこと5つ

こんにちは白沪与荐です。いつもご覧いただきありがとうございます。

最近、「権利収入」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

あなたも、聞いたことがあるかもしれませんね。

権利収入とは、労働収入と異なるものです。では、どのような点が違うのでしょうか?

そこで、

  • 権利収入と労働収入の違いや、それぞれのメリットとデメリット
  • 権利収入を得るうえで気をつけておくべき5つのこと
  • 副業初心者が権利収入を得るためのおすすめの方法

についてお伝えします。

また、リスクを負わずに権利収入を得るための具体的なポイントをまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

権利収入と労働収入の違いは?

労働収入は、自分の時間を切り売りし、対価としてお金を得る働き方なのは、誰もが知るところです。
では、権利収入はどういったものなのでしょうか。特に、労働収入との違いを主眼に開設します。

権利収入とは

権利収入とは、何かしら保有する権利を通して得られる収入のことです。

例えば

  • フランチャイズ本部が加盟店から得る売上の一部
  • マンションの所有者の家賃収入
  • 作家や音楽家の印税

などが当てはまり、売上や利益に応じて収入金額が変化します。

時間が収入のものさしではなく、成果が鍵になります。
頑張った分だけ、収入が増えます。もちろん、頑張り方も変わります。

労働収入とは

一方、労働収入とは、時間を切り売りし、労働を通して得られる収入のことです。

例えば、

  • 会社員や公務員の月給
  • パートやアルバイトの方の時給
  • フリーランス(個人事業主)の業務契約単位の収入

などが当てはまります。
なお、労働時間や仕事内容によって収入金額が変わります。

決して、雇われている方だけが労働収入を得ているわけではありません。

会社や団体に所属せずに個人で収入を得ている場合でも、以下のようなパターンでは労働収入です。

  • 誰かから依頼された仕事に応じて得た収入
  • 自身で運営しているレストランで仕事をして得た売上や利益

そのため、フリーランス(個人事業主)の場合は、権利収入と労働収入のどちらも得る方法があります。

次に権利収入と労働収入には、どのようなメリット(デメリット)があるのでしょうか。

それぞれみていきましょう。

権利収入のメリット・デメリット

白澤伊幸 メリット・デメリット

次に権利収入のメリットとデメリットについてみていきましょう。

権利収入のメリット

権利収入の最大のメリットは、自由な時間を手に入れられることです。

あなたが仕事を休んでも収入を得られるため、余った時間を趣味に費やしたり、旅行したり、ビジネスの勉強やスキルアップをしたりすることができます。

「時間があれば取り組んでみたい」と考えていたことにすぐに取り組めて、なおかつ誰からも文句を言われません。

また、病気やケガによって仕事ができない期間に収入を得られることも、メリットの1つです。

また、時間ができるということは、さらに収入を積み重ねることができるため、どんどん収入が増えていく可能性があります。

権利収入のデメリット

労働収入の感覚のまま、権利収入を構築する仕事をすると、ほとんど失敗するため、ルールを把握するのに時間がかかるかもしれないというのがデメリットです。

会社員の場合は、時間労働性なため、時間を費やすことが努力で、頑張り方です。
出世などし、時給を上げるというのも努力の方法ではあります。

しかし、権利収入の場合、仕組みを作り売上をアップさせるのが努力ですし、頑張り方です。

また、収入を上げるための仕事や業務のすべてを行う必要があるため、場合によっては気づかないケースもあります。

これまで会社からの給料のみが収入源だった人にとっては、この点で苦労する人が多いです。

売上や利益を得られなければ、収入はゼロの状態が続きます。

それと、権利収入のみで生活ができるようになった場合、陥りがちなのは、怠けてしまうということです。

中には、これがいつまでも続くわけがないと思い、労働をやめられない方もいらっしゃいますが、それはそれで変化すべきポイントでもあります。

なお、これらのデメリットは、自身の目的や目標、そしてビジョンが解決します。

労働収入のメリット・デメリット

次に、労働収入のメリットとデメリットをみていきましょう。

メリット

仕事をすれば必ず収入を得られることが、労働収入の最大のメリットです。

会社やお店の売上にあまり貢献できなくても気にする必要はありません。

毎月決まった日に銀行口座にお金が振り込まれるおかげで、生活が安定します。

また、新卒で入社した方や未経験で入った方に対しよく言われることですが、自身の働きによって給料分の売上が立てられてなくても給料は保証されていることです。

デメリット

労働収入のデメリットは、病気やケガのせいで働けない場合に収入を得られないことです。

収入を得るためには、ずっと働き続けなければなりません。

また、本部長や役員レベルの立場にならない限り、自由に仕事をすすめることができないことも、デメリットの1つといえるでしょう。

仕事の面で納得できないことがあったとしても、雇い主に従わないといけません。

もし、

「自分のやりたいことを通して収入を得たい」
「今の仕事をやっていても先が見えない」

と考えているのであれば、権利収入を得ることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

権利収入を得るうえで気をつけたいこと

白澤伊幸 注意点

権利収入を手に入れるために気をつけておきたいことは、おおまかに5つあります。

それぞれみていきましょう。

1.怪しいものには手を出さない

あなたもこれまでの人生の中で

「毎月100万円の権利収入を手に入れよう」

といった広告や宣伝を見たことがあるかもしれません。

もちろん、100万円の権利収入を得ている人は実際に存在し、方法もあります。
ただ、中には怪しいものが含まれているのも事実です。

権利収入の話を聞いてみると、どのようにして収入を得ているのかサッパリ分からないという人が、あなたの周りにもいると思います。

これまで仕事を通して得てきた大切なお金を無駄にしないためにも、怪しいと思ったものは選ばないようにしましょう。

2.楽して稼げる方法はないことを心得る

数年前まで

  • 1日3クリックするだけで月に50万円稼げる方法
  • 寝てても自動でお金が入ってくる究極の仕組み

といった宣伝を目にすることがありました。しかし、そんなものは存在しません。

権利収入を得るためには、成果を出すために必要なことを考え、努力を続けることが大切です。

長時間働けば評価される会社員とは努力の方向性が異なることを、頭にいれておいてください。

3.権利収入のことを会社の同僚に話さない

もしあなたが権利収入を得られるようになったら、誰かに話したくなるのも無理はありません。

ですが、会社の同僚には絶対に話さないようにしましょう。話してしまうと、ほぼ間違いなくあなたが副業をしていることが会社に伝わります。

そうすると会社内でのあなたの立場が悪くなり、最悪の場合、会社を辞めないといけなくなるかもしれません。

そのため、権利収入を得ていることは自分だけの秘密にしておきましょう。

4.収入を得たら税金がかかることを忘れない

あなたも副業の所得が20万円を超えたら確定申告が必要だという情報を聞いたことがあるかもしれません。

実は、税金に関して気を付けておきたいことがもう1つあります。

それは、住民税です。

住民税については、副業の所得が20万円未満であっても申告しなければなりません。

このルールを知らない人は、意外に多いです。

  • 副業所得が20万円以上の場合は確定申告
  • 副業所得が20万円未満の場合は住民税

ということを覚えておいてください。

特に税金に関する細かいところは、専門家を頼ると良いでしょう。

5.収入を無計画に使わない(散財しない)

会社の給料以外で収入を得られるようになれば、今まで買えなかったものを買ってしまいたくなるものです。

しかし、計画もなく次から次へと買い物をすると、あっという間にお金がなくなります。

ビジネスで成功した方は、ほぼ例外なく売上や利益を自身の事業に投資しているものです。

その結果、さらに売上や利益を上げることに成功しています。

あなたが望む金額を得るためにも、努力して手に入れた権利収入を自身のビジネスに投資することを心がけてください。

権利収入が獲得できる副業は?!

権利収入を獲得できる副業はどのようなものがあるでしょうか。

詳しくは、以前書いた記事をご覧ください。

副業は、とてもたくさんあり、何を選んだらいいのかとても迷うでしょう。

もしあなたが、権利収入を獲得したいと考えているのであれば、何かしらの副業にチャレンジする必要があります。

まとめ

権利収入とは、働かなくても得られる収入のことです。

自由な時間を手に入れられるメリットがある一方、理想の金額を手にするためには本気で努力しなければなりません。

また、労働収入とは働くことで得られる収入のことです。言い換えるのであれば時間が鍵になります。

仕事をすれば必ず得られますが、逆に言えば仕事をしなければ収入はありません。

  • 返せない借金や無理な借金は抱えないこと
  • 会社の同僚には権利収入のことを黙っておくこと
  • 税金の支払いを忘れないこと
  • 自分の好きなことや得意なことをビジネスにすること

上記のようなポイントを押さえておけば、大きなリスクを背負う必要はありません。

あなたに合った方法で、ぜひ権利収入を得るための1歩をふみ出してみてください。