白澤伊幸です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
あなたも人生で一度は経験があると思います。
一刻を争う緊迫した場面、
度重なる苦難を超えてようやく辿り着いた。
ようやく、、スッキリできる。
そう思った直後に絶望。
なんて惨状…
少し大げさにお話しましたが、
ギリギリでトイレに駆け込んで、
とてつもなく汚かった時の悲しみを表現してみました。笑
トイレにはよく
「トイレは綺麗に使いましょう!」
なんて張り紙がしてありますが、その張り紙じゃ効果は薄いのです。
じゃあどうすれば良いかというと、
「いつもトイレを綺麗にお使い頂き、ありがとうございます!」
こう書くのです。
「トイレは綺麗に使いましょう!」と書いてあると、みんなが綺麗に使っていないから、こういう張り紙がされているんだな。と感じます。
一方、「いつもトイレを綺麗にお使い頂き…」と書いてあると、みんなが綺麗に使っているんだな。と感じるため、みんながそうしているなら、自分も綺麗に使わないといけない。と無意識的に思ってしまうのです。
このように「みんながやってるから正しいんだろう」と思ってしまうことをバンドワゴン効果と言います。
バンドワゴン効果は身近なビジネスなどあらゆる所で使われており、人は無意識のうちに周りに流されてしまうのです。
自信がない時、人はどう行動する?
あなたもこんな経験があるかと思います。
- 商品を購入する時に、レビューを確認する
- 学校でみんなが手を挙げていたら、自分もつい挙げてしまった
- 高級レストランでナイフとフォークの使い方を周りを見て確認する
これらは、どれも自分の判断に自信を持てない時に、周りの人を参考にしています。
「みんながやってるから正しいんだろう」と無意識に判断することを、心理学では社会的証明と呼ぶのです。
そして、「世間の流行りや周りの評判を判断材料にしてしまう」ことをバンドワゴン効果と言います。
それでは、ビジネスにおいてバンドワゴン効果を活用している例をご紹介します。
あなたも無意識に周りに流されていないか、確認してみましょう。
ビジネスに使われるバンドワゴン効果
まずはコールセンターの例をお話します。
テレビショッピングを観ていると、最後に「今すぐお電話を!」というメッセージが流れますよね。
その際にバンドワゴン効果を使っているのはAとBのどちらでしょうか?
A「お電話は混み合っておりますので、繋がらない場合はお掛け直し下さい」
B「お電話はいつでも空いておりますので、いつでもお気軽にお掛け下さい」
正解はAです!
なぜなら、「買う人が殺到しているということはこの商品は良い物なんだろうな。それじゃ自分も買ってみようかな。」と考えるからです。
もう一つ例を挙げましょう。
よくバラエティ番組で笑い声が入っていますよね。
この笑い声があることで、もし芸人さんがギャグで滑っていても、「ワハハハ!!」という声によって面白いと錯覚してしまうのです。
このようにバンドワゴン効果は身近なビジネスにおいて使われています。
私たちが周りに流されずに冷静な判断をするためには、売り手が使うこのような心理テクニックを知ることが重要です。
今回のまとめ
今回は、人は無意識でも周りに流されるということをご紹介しました。
・人は自信が持てない時、周りの人を参考にする。
・ビジネスで使われているバンドワゴン効果
社会的証明やバンドワゴン効果は、身近なビジネスにおいても使われているので、私たちが冷静な判断をするためには、それらの心理テクニックを知ることが大切です。
そんなお話をしました。
これからも、コピーライティングという「魅力的なスキル」についてご紹介していきます。
興味のある方は、ぜひ次の記事も読んでみてください。
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